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2022年 11月 1日 数学への愛【合田】

こんにちは!
青木希斗担任助手の大大大ブログを読んだ後で非常にブログを書きづらい合田です。あれは超大作なのでぜひ3日前あたりのを開いて読んでみてください。私もいつもより長めに頑張ります。

本日のテーマは“数学への愛”です。
おーー、数学!こーゆーテーマはなかなか理系に取られがちなので嬉しいですね〜!

初めて数学(算数)好きになったのは小学生の時です!くもんに数学と英語を通っていたときに、くもんのやればやるほど先に進めるスタイルにどハマりして、自分が学校でやるものよりももっと難しい問題の答えを出す!というのがすごい気に入りました。やっぱり根本の私にとっての数学の魅力は「難しい問題に多面的にアプローチして一つの答えをだす達成感」かなぁと思ってます。証明問題などを除き過程、方法はたくさんあるのに答えがひとつ決まるっていうのはとても素敵ですよね!

受験の数学も割とそういう要素が多い気がします!定石を学んで、応用の解法も学んで自分を武装して、その武器を用いて難しい問題に立ち向かう、なんだか勇者になった気分ですね!!

個人的に数学は、「解けて当たり前の問題」より「解けたらすごい問題」の方がやっていて楽しいのですが、後者をこなせるようになるには前者を頑張らなきゃいけないってのが根気が要ります。まあ何が言いたいかっていうと、「共通テストちゃんとやりましょう」って話です笑、私の母校の高校の友人見てる限りでは、基礎(共テ)ができて応用ができない人はいても、応用ができて共テが取れない人はほとんどいなかったです。共通テスト、つまらないかもしれないけど根気です!!ファイト!!

大学の数学の話も少し。私の通ってる慶應義塾大学経済学部は、数学先習型と、歴史先習型と2種類コースがあって、私は数学受験をしたので前者に通っています。区分としては文系なのですが、むしろ文系だからこそ理科とかをやらない分逆に並の理系より数学ばっかりがっつりやらされてます。しかもスピードが速いし違う授業で違う分野の数学をやるので混乱していきます。ゴリゴリの数学もあれば経済×数学みたいなのもあります。(自分が志望の関係上そういう授業をたくさんとってるというのもある)

「解析学」「経済数学」「確率論」
こちらはゴリゴリ、解析は関数の性質の定義し直し(高校数学で定義しきれていない部分を定義するところからやり直す)関数は連続なのかーとか微積の定義とか、関数分野において何も証明されてないところから順番に証明していきます。確率論は高校の確率を統計学分野と結びつけて実践的に求める感じです。

「ミクロ経済学」「経済と環境」
経済学、と言われるとなんとなく数式を使わない理論系を思い浮かべると多いと思うのですが、結局応用微積を用いてたくさんの変数を駆使してグラフで表現するので結局実践数学みたいな感じです。高校でやるものより変数、関数が大量発生してそのなかから分析をします。そりゃそうです。経済を決める要因はたくさんありますし!経済分野は、数学に意味が持ちます。高校数学でx,yとか置いてたものに、xは消費で、yは労働でー(実際は違う文字を使います)みたいな感じに、数学に命が吹き込むわけです。確率論もそんな感じです。高校の数3がどこまでなのかいまいちよくわからないんですけど、テイラー展開とかラグランジュとかやってるかな?…ここらへんをベースにバリバリ使います!つまり、今までの「何のために数学をやってるんだろう…」がここで解決します、すばらしいですね!
しかもなんとこれは必修と選択必修です!!パチパチ!

他の大学は知らないですけど、経済も結局理論突き詰 めたら全部数学にぶち当たります。分析をするにしてもプログラミングスキルと数学が必要になります。あれ?数学って文系にも結構大事?ちなみに、ここまでのレベルではないですが慶應経済では歴史先習型でもそれなりに数学はやらされます。

文系で歴史受験なので、数学はもういいやーと思って学校の数学の授業捨ててる人いたりしますか?甘いです!!高校段階で基礎をやってるかやってないかで大学ではじめるにせよ大きく変わっていきます。文系でも、特に経済学部志望は歴史受験でもしっかり高校の頃から数学はやっておきましょう。大学に入ってからの自分の可能性を減らすのはめちゃめちゃ勿体無いです。

というわけで数学への愛でした!文系学生も理系学生にも伝わるものがあれば嬉しいです!

 

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